成果物の品質と残業
ソースライン数に対して、予想されるバグ数を計算し、消化曲線を描くことでどのくらいの品質になったか
ってのが好きな人たちが多いんだけど、(特に上の人達)
現場レベルでは、適当に数合わせをしていることが多い。
そんな、自己満足みたいな品質にお客が踊らされていていいんだろうか?
最近ちょっと思ったのは、現場で働いている人たちの残業、休出の度合いで品質が測れるんではないかと。
残業が少ないから品質が良いという相関関係は必ずしも正ではないが、
毎日終電+土日も休出なんていう現場で、まともな品質の成果物ができるとは到底思えない。
(品質は最低限守るとしても、その後のメンテナンス性なんてまず考える余裕はないだろうし)
でも、そこで気が付いたとしてどうすればよいのだろう?
発注側としては、既に金額も納期も決まっているのに、リスク回避策のために
更にお金をかける必要があるのだろうか?
受注側としては、決まった金額、納期内で終わらせるためには、受け入れテスト
さえ通ってしまえばなんとかなる。リスクなんてかまってられるか!みたいな。
こうなる前に手を打つ必要があるんだろうけど、なんでこうなっていくんだろうな・・・
お客さんも、昼夜を問わず突貫で作られたシステムなんて受け入れていいんですかね?