技術系リーダーと、マネージメント系リーダー

リーダーというのは、なるべくしてなるものだと思う。

なるべくしてなるとは、リーダーをやる知識、資質が十分に備わっているためにリーダーを任せられたということ。

周りを見ていて思うことは「お前はもうコーディングなんかする年じゃない」と言われ、それ以降時間が止まってしまっている人たちが、マネージメント系のリーダーではないかと。


言われた直後はそれほど問題ない。なぜなら、直後はまだ「リーダーの理解している技術」を使って開発をしているから。


しかし、この業界はドッグイヤー(6倍くらい早い)なわけだ。


4〜5年で、技術の陳腐化が進む。

小手先の技術しかない「リーダー」は間違いなく時代に取り残される。
(技術の本質を理解している人は、概要くらいはすぐ理解できる)


取り残された「リーダー」は果たして「リーダー」たる者なのだろうか?



ピーターの法則では、「無能レベルに達した」と言うらしい。

僕が思うには、無能レベルに達してしまった場合は「一段下がる」事もできるんじゃないかと。

一段レベルを下がって、今まで管理していた人たちと一緒に開発を行う。

そして、そのチームの中からまたいつか「リーダー」たるべき人が選ばれる。

一段下がった人は「マネージメント」に関して言えば十分の資質があるはずだ。

頑張れば半年〜1年でカンバックできる!
そして、可能性のある若い人材にもチャンスができる。


でも・・・・会社、上司がそれを許さない。
通常、一度リーダーレベルに達した人は「相当なポカ」をしない限り
プログラマーレベルに戻ってくることはない。

多少給料は下がるかもしれない。でも、自分が納得し修行のためにプログラマ
戻るならそれもありかと思う。



給料の仕組みの慣行から「無理」と言うのは簡単だけど、
必要ならば「リーダー」にも「技術教育」という名目でプログラマーに戻す機会が
あってもいいんじゃないかと思う。